ハンセン病(ハンセンびょう、Hansen's disease)は、抗酸菌の一種であるらい菌 (Mycobacterium leprae) の皮膚のマクロファージ内寄生および末梢神経細胞内寄生によって引き起こされる感染症である。
病名は、1873年にらい菌を発見したノルウェーのアルマウェル・ハンセン (諾: Armauer Hansen) の姓に由来する。以前は「癩(らい)病」「ハンセン氏病」とも呼ばれていた。
感染はらい菌の経鼻・経気道的による感染経路が主流であるが、伝染力は非常に低い。また感染して発症しても適切な治療を行えば治癒が可能であり、重篤な後遺症を残すことも、自らが感染源になることもない。2007年の統計では世界のハンセン病新規患者数は年間約25万人であるが、日本人新規患者数は年間0 - 1人と、まれになった。ハンセン病は見た目により歴史的に差別・偏見の対象となった病気であり、かつての日本のハンセン病政策においても大きな問題を残したことで有名な疾患である。
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