クモ膜下出血(蜘蛛膜下出血、クモまくかしゅっけつ、クモまっかしゅっけつ、Subarachnoid hemorrhage; SAH)は、脳を覆う3層の髄膜のうち2層目のクモ膜と3層目の軟膜の間の空間「クモ膜下腔」に出血が生じ、脳脊髄液中に血液が混入した状態をいう。全脳卒中の8%を占め突然死の6.6%がこれに該当すると言われ、高齢者よりむしろ壮年期の人に多いとされる。また一度起こると再発しやすいという特徴がある。
なおSAHを「ザー」と呼ぶ場合があるが、医学的にも言語学的にも誤りである。Subarachnoid hemorrhageは英語でありSAHと略した場合、"S"は濁音ではなく、"サー"という発音であれば正しい。しかし英米で、そのように発音されることはない。きちんと全単語を発音するかまたは「エスエイエイチ」と発音する。"S"を濁って発音するのはドイツ語であるが、ドイツ語ではSubarachnoidalblutung (SAB) と略し、"SAH"ではない。なおドイツでは「エスアーベー」と呼ばれることはある。
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